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グローバルフードパートナーズ
科学応用部部長
ケイト・ハッチャー博士

アジア全域の鶏卵業界で、ケージフリー飼育システムの採用に向かうトレンドが存在します。ケージフリー飼育システムは、ケージ飼育に比べてアニマルウェルフェア面で大きな利点がある一方で、その導入や管理には課題もあります。 
  
多くの多国籍食品企業が鶏卵の調達に関するケージフリーコミットメントを掲げており、その誓約を果たすための解決策を模索しています。アジアでは、大手食品企業やホスピタリティ企業がケージフリーコミットメントを掲げていますが、ケージフリー卵の入手が困難であったり、コストが高いという問題に直面しています。 
  
グローバルフードパートナーズ(GFP)はシンガポールを拠点とする多国籍コンサルタント会社で、食品企業や農家を支援し、アジアにおけるベストプラクティスのケージフリー卵生産への持続可能で経済的に実行可能な移行を支援しています。 
  
私たちは世界9大学と協力し、日本、中国、インドネシア、タイ、マレーシア、フィリピンのケージ卵生産者202名とケージフリー卵生産者を対象に調査を行いました。調査の結果、この地域におけるケージフリー飼育システムの導入と維持に関連する主要課題と、その解決策に関する情報を得ることができました。本研究は、日本やアジアの他の国々の鶏卵生産者を支援するための取り組みを開発するための重要な知見を提供してくれました。  
  
本プレゼンテーションでは、この調査から得られた主な知見の概要をご紹介いたします。 

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© Global Food Partners Inc.

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